夜のしじまに。

ひととひと。人間関係は煩わしいのに尊い

占い師にみてもらうとき、自分を守るために必要な客としての心構え

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私は占いが好きでよく行く。
動機はその時々で違うけれど基本的には「自分の胸のうちを誰かに話したい」というときだ。 知人や友人、家族には話せない「漠然とした不安」。今起こっている現実問題。
誰しも持っているこの闇の部分をとにかく誰でもいいから聞いて欲しかったり、解決策が欲しかったり、何かヒントが欲しいという目的で、結構深刻な顔して占い師に頼る方も多くいる。それこそ「藁にもすがる思いで」の人も沢山いる。

私は自分でいうのも何だが「占いジプシー」だった。占う方ではなく、占われる方で転々と占われまくっていた。「占い」という看板を見つけたらすぐに行く!みたいな。占いに賭けた総額はン百万はいくと思います。まったく褒められる話ではありませんが、その経験があるからこそ、占いとの付き合い方、自分の中への活かし方、占いが無駄にならない方法を少し心得ているつもりです。そのあたりは当ブログの記事をご覧ください。

占われる側には心の隙だらけ 

そんな私が思う。
占いにも流派や方法があるように、占われる側にも流儀や法則、心得のようなものがあるのではないか。よくネットの口コミなどで「当たった・当たらない」から始まり、あの占い師はどうだったこうだったとあらゆる口コミが書かれている。占われたい人はそれを参考にして占い師を決める。占いの情報サイトでは口コミは大事だとも書いている。私自身も実際に行く時は口コミを参考にはする。

口コミで参考すべき情報は

  • 占い師の話し方・雰囲気・受ける印象(はっきり言う人なのか優しい人なのか等)

この一つしかないと思っている。
よく口コミで「結果どうなった」「本当に言われたとおりになった」などの占い師の実力を全力で肯定するものがあるが、そこはまず個人差や受ける側の主観しか介在しないということを心構えとして持っていて欲しいなと思う。(本当にその結果になったのかは占い師は関知しない領域)でなければ、占い師に過剰な期待をし、自覚なく心をすべて預けてしまう、という危険な行為に気づかずハマってしまうからだ。

占われる側はお客様 

占われた側には基本的に「こんなにも高いお金を払ったんだから」という気持ちが根底にあるのも否定できない。占い料金は基本的に高い。そのお金があれば美味しいごはんを食べたり、洋服を買ったり、資格の勉強の為の教材を買えたりする。私なんてきっと海外旅行で豪遊できるくらい占いにつぎ込んだと思う。

お客様的な発想としては
・お金払ってまで説教を聞きたくない。
・外されたくない。
・当たるからプロの占い師なんでしょう?
・お金払ったのになぜ私が責められなきゃいけないの。
・私を肯定してよ。私の想いや願望が叶うって後押ししてよ。

お金を払ったんだからスッキリするなり気持ちよくなって終わりたいと思うのがお客様心理だ。そして占い師側もお金をとっている以上「客商売」だ。だから占術に関わらず、客が「求めているだろう言葉」は自ずとわかっているはずで、一回の鑑定20分~30分でそんなに深い結論を出す必要もないことも恐らくわかっているうえで、予定調和な言葉を発信しているにすぎない。

ここまで書くと占い師がさも悪者のように聞こえるかもしれないから、一応補足させて頂きますが、占い師の存在は基本的には人を助けたい、救いたい、楽にしてあげたいという善意が根幹だから、ちょっとでも苦しみを減らせるようには見てくれるはず。そこは信じていいと私自身は思うから、占いに行くことは今でも好きです。

占われる側は心を丸裸にし、占う側の言葉のよい言葉を聞きたいと願う。占われるときはコントロールされやすい危険な状態になっているということだけ、肝に銘じて私は占われています。

この状態を悪用されと、人間はこうなってしまうから。

yumika0706.hatenablog.jp

占いを受けるのはいつだって「自己責任」だ。あなたの大事な心を全く知らない人にオープンにすることにはかなりの危険性が伴う。占いに行き慣れると、心をオープンにしすぎる癖がついてしまい、相手が悪い場合、付け込まれる隙も与えてしまう。占いは自分で責任を負えないような心理状態・経済状態のときには行くべきではないし「当たるから行こう」という動機もかなり危険度が高い。※実際当たる占い師に出逢ったことはあるが100分の1の確率でしかない。あとは話を聞くのが上手な人たちばかり。

自分を振り返ってみて。まとめ。

自分の気持ちを大事にして未来を選択していくのも自分でしかない。占いはそのためのアドバイス、占いの結果によって今の行動を決めるというやり方も否定はしません。私も過去、数々そうしてきたから。実際、そうしてみて、いい結果に及んだこともあった。そのときに占い師に言われたのは「あなたがそうしようと決めて、実際うまく動いたからよ」占い師には実際にうまく動く具体的な方法はわからない。そんなことをアドバイスしてくれる人には私は出逢ったことがありません。ざっくりした結果とざっくりした行動の方法しか教えてもらえない。

例えるなら占いは航海の羅針盤のようなものだ。行き先の方向は多少のぶれはあるけど、ざっくりとした方向は教えてくれる。けれどその海を漕ぐのは私だし、途中にモンスターが出てきて戦うのも私。嵐が来て転覆しないように頭を使うのも私。そのモンスターが出ることや嵐が来ることを当てる占い師は、私の体感だと100人に1人くらいの確率です。99人は方向しかわからない占い師。

 

 

(加筆修正:2019/9/23)